ひとくちにシードルといっても、フルーティで軽やかな口当たりのものからどっしり重厚感のあるものまで、その味わいは様々。それぞれの特長から、合うメニューまで御紹介。
すっきりとした味わい
爽やかなりんごの果実味と酸味、炭酸のバランスが良いタイプ。色味は淡い金色のものが多い。シャープな味わいが身上で、ワインに例えるなら酸味強めのボジョレ風から、繊細な泡のシャンパーニュ風まで、口当たりは様々。副材料にホップを使ったビール近似系もメジャーで、すっきりごくごく杯が進んでしまう。
地域色でいえば、日本/オーストラリアのシードルにこのタイプが多い印象。スパークリングタイプが主で、基本的に冷やした方がおいしい。ペアリングは和食など、あっさりお出汁系や薄味のものがおすすめ。
重厚感のある味わい
シードルの本拠地・ヨーロッパ産シードルに多く見られるタイプ。樽香のもたらす複雑な香味やオイリーな重厚感、色味自体も濃いものが多い。
どっしりとした香味を楽しむには、冷やしすぎない方が良さそう。ペアリングは洋食・中華など、こってり濃厚系統のお料理に合う。また、食後酒やデセールとも相性がいい。
しっかり甘めの味わいのシードルを探す
国産の明快に甘いものから、ヨーロッパ産の渋みと甘みが同居した立体的な味わいのものまで、甘口タイプも様々。特にヨーロッパ系の甘口は、ガレットなどのおやつ・軽食に最適。